ほぼ観劇記録。

情報収集癖とネタバレ御免。

観劇『文豪とアルケミスト 余計者ノ挽歌』

bunal-butai.com


『文豪とアルケミスト 余計者ノ挽歌』@シアター1010 観劇日2/21(初日)24・28

【原作】「文豪とアルケミスト」(DMM GAMES)【監修】DMM GAMES【世界観監修】イシイジロウ
【脚本】なるせゆうせい【演出】吉谷光太郎
【出演】平野良陳内将・小坂涼太郎・小南光司・深澤大河・谷佳樹・杉江大志・和合真一・久保田秀敏
    佐藤優次・池田謙信・澤邊寧央・多田滉・稲田京也・町田尚規・鈴木祐大・轟大輝

       文学作品を守るためにこの世に再び転生した文豪たち。
       親友たちとの再会、そして前世ではありえなかった出会いに喜ぶのもつかの間、
       太宰のあこがれの人、芥川龍之介の作品が侵蝕される。
       芥川先生の作品は俺が守る!と意気込み、仲間を引き連れ潜書する太宰だったが―。

初日観終わった直後のわたし・・・

やだ・・え・・・やだ・・・あ・・・やばい・・・・・やばい・・・・・・
あああー!!!!!
うちの子かわいいかわいいかわいいかわいいいいいいいいい

って語彙力はどこかに飛んでいったし、平野さんのことうちの子なんて言ったことないけど・・・
先行で買ったのに2階席ってなんだよ・・・って始まる前はちょっとイラっとしたけどいやいやっもうそんなのどーでもよくなるほどに(いや、根に持つけど←)とっても楽しかったー!!
2階席遠いけど、手すり邪魔だけど、通路演出微妙に見えないけど、照明はとても綺麗に見えた。舞台セットも高く作られているから観やすかった。いやーでももっと近くで観たかったよー!!って座席の文句多いな!

舞台の原作は、文学作品を奪い人々の記憶からも消してしまう【侵蝕者】という【本の中の世界を穢し破壊する正体不明の敵】を、転生した文豪たちとともに倒し、それぞれの作品を守り抜く!という文豪転生シミュレーションゲーム。アプリはダウンロードしたけどやってない・・・ので、文アル知識ほぼゼロで観劇。 太宰は『斜陽』『人間失格』『走れメロス』芥川は『羅生門』『鼻』『蜘蛛の糸』。太宰・坂口・織田の無頼派。志賀と武者小路の白樺派。太宰は芥川が大好き。太宰と志賀は仲悪い。くらいの知識しかなかったけど、ちゃんと乱歩な和合くんがストーリーテラーとして説明してくれるのでわかりやすく、充分楽しめた♪

なんと言っても今回のキャスト、顔面偏差値高くてどこ観ても眼福。あちらこちらに沼へようこそ~って。これ以上は増やせません。と言いつつ、芥川先生な久保田くんのブロマイドも集めてしまったのは秘密。なんだあのいい声はー!!かっこいいよー!!きゃー芥川先生ー!!って太宰ちゃんな平野さんと一緒に追いかけたい!!もー全員がかわいくてかっこよくてファンになりました。これがいわゆる箱推しってやつですかね??

グッズの詳細出て、パンフ高いな~トレブロ?54種?2Lペアブロ?えぐいな~これは買わなくていいや。って思ってたわたしはもういません。観終わって即物販に並んだ上に太宰ちゃんだけでなく芥川先生もご購入。後悔はないぞ!!



無頼派三羽ガラスの1人織田作之助役の陳内くん。何回か舞台で観たことあったけど、2本のナイフでキレッキレな殺陣!美人さんでかっこいいてもうね。無敵だな。

無頼派三羽ガラスのもう1人坂口安吾役の小坂くん。舞台で観るのはお初だけど、ハイキューのツッキーやってた人だ~ってツッキー好きなので今回とても楽しみで!スタイルの良さにびっくり。いじられキャラなのかな?先輩たちから愛されてるな~2本のクナイさばきもかっこよかった!

この2人と太宰ちゃんな平野さん3人の無頼派わちゃわちゃシーンは永遠に観ていられる~♪面倒くさいと言いつつちゃんと側にいてくれるのいいな。

何かと太宰に絡んでくる中原中也役の深澤くん。ビジュアルきゃわわ~でも片手に酒瓶、片手に銃。常に酔っ払ってるけどスッと通常に戻るときの空気感よかった。素直じゃないかんじ嫌いじゃないな~

芥川賞くれなくてへこんだ太宰にどう接していいかわからない佐藤春夫役の小南くん。今回お初。大人数相手に立ち向かっていく殺陣かっこよかった。年齢は若いけど役柄が兄貴的なのは先輩多くて大変だったのでは?ってなったけど、とてもいい兄貴だった。

志賀と仲良しすぎな武者小路実篤役の杉江くん。ふわふわ~っとしててかわいいのに殺陣で志賀な谷くんとともに戦うときはキリッとしててかっこよかった。

太宰と仲悪い志賀直哉役の谷くん。やだーめちゃめちゃかっこいいじゃないのー!って誰目線?な感想が。ふしぎ遊戯で殺陣が綺麗でかっこいいな~ってのは知ってたけど、今回役柄もあいまってよりかっこよかった。芥川先生のこと「龍」って呼ぶのよき。中の人は平野さんのこと大っ好きなのに、役は仲悪いって、そのギャップに客席からニヤニヤしてしまったよ。いいね。もっとやれ~!!

この白樺派のお2人。高貴なかんじが漂っているのに、日替りコーナーでの自由さに笑った笑った。全部観たいな~円盤の特典にぜひに!!

今回のストーリーテラー江戸川乱歩役の和合くん。平野さんが乱歩もやりたい!って言ってた意味がわかった。これはやりたくなるね。所作が美しい!鞭さばきも!ストーリーテラーと言いつつも、最初は味方なのか?敵なのか?って怪しんでしまった。和合くん怪しいのよ♪

太宰が大大大好きな芥川龍之介役の久保田くん。はい落ちましたーードポン・・・なにあれ。ずるい。かっこよすぎでしょ。声もいいし。和装たまらんし。優しそうな表情と甘い声~なのに戦闘モードになるとキレッキレで、何度キャー!!って叫びそうになったことか。常にまとわりついている負のオーラもたまらんでした。ゴポゴポ・・・・(深く沈む)

太宰治役の平野さん。ありがとうありがとう。とりあえず感謝をお伝えしたい。五体投地。平野さん曰く【浮き沈みの激しい“クズ人間”みたいな役です】ってまさに。でも憎めない愛されるアホの子でしたよ~♪原作ファンの方からするとどうだったのかしら?幼女も出てきたし・・・大鎌を持っての殺陣ってどうなるんだろ?と思ってたけど、いやーかっこよかった!あれは大変だよな~通常モードから自信満々モードから鬱モードと感情の起伏が激しいので、観ているこちらも、あ!かっこいい!あ!かわいい!あ!かっこいい!あ!かわいい!って忙しかった~幸せ。カテコもずっとかわいいかわいい太宰ちゃんで、お辞儀もかわいいしお手振りもかわいいしあーかわいいよー!!そんなかわいいかわいいの中での静と動がすごかったな~。中也と語るシーンとか、スッと空気感変わるのとかよきでした。

余談だけど、志賀が一番年上で2歳下に武者小路、その7歳下に芥川と佐藤が同い年で、そこから2歳下に乱歩。ぐっと下がって12歳下に坂口、その1歳下に中也、その2歳下に太宰、その4歳下に織田。中の人は一番年上が平野さん→和合くん→谷くん・久保田くん→陳内くん→杉江くん→小南くん・深澤くん→小坂くん。平野さんと小坂くんなんて一回り違うのか~余談の余談、文豪って短命のイメージ強いのだけど、中也30歳・織田34歳・芥川35歳・太宰39歳と30代で・・・そんな中、志賀は88歳、武者小路は91歳!これをふまえて観るとまたおもしろいかも!!

公演数少ないし18:30開演はちときつい。もっと観たかったなー近くで(最後まで座席のこと言う~)
続編はあるのかな??

東京公演は28日まで。京都公演は3/9(土)・10(日)京都劇場にて。


DVD&Blu-ray発売決定!!わー!!!!!

bunal-butai.sblo.jp 


京都千穐楽3/10(日)の2公演がニコ生で配信決定!!わー!!!!!

bunal-butai.sblo.jp