ほぼ観劇記録。

情報収集癖とネタバレ御免。

観劇『豚小屋』

 

『豚小屋 ~ある私的な寓話~』@新国立劇場 小劇場 公式サイト

 観劇日:1/7(プレビュー) 1/15(楽日)

 

【作】アソル・フガード

【翻訳・演出】栗山民也

【出演】北村有起哉 田畑智子

 

 

2017年の観劇始めー♪

には、ちょっとヘビーな…でも、とても愛があふれた舞台でした。

 

500円はありがたい。

 

プレビューは、後ろから数えた方がはやいかな?ってところからの観劇で全体がみえてよかったけど

楽日は前から2列目!!しかも通路横だったので~

 

真横にパーヴェル・イワーノヴィッチ!!!!!(←言いたいだけ)

 

豚小屋の中だけでのお話かと思いきや、外にちょこっと出てくるとは!

有起哉さんはボッサボサでモッサモサで汚れていてちょっと近寄り難いかんじなのだけど、素敵。

2人芝居だから当たり前なのだけど、大量のセリフとの戦いは大変だっただろうなと。

田畑さん演じる奥さんもかわいくて、夫婦のちょっとしたやり取りもかわいくてニヤニヤしちゃう。

ただ、物語は、【第二次世界大戦中、旧ソ連軍から脱走し、41年間豚小屋で生きていた

実在の人物に刺激を受けて書かれた作品】とのことで

ニヤニヤしているだけではなく、結構考えさせられることばかり。

暗いしセリフ多いしで、観ている側も集中力が必要でしたが素晴らしい舞台でした。

 

ラストシーン、日の出に向かって歩き出す2人はとても綺麗でした。