観劇『お勢登場』
『お勢登場』@シアタートラム 公式サイト 観劇日:2/17・22
【出演】黒木華 片桐はいり 水田航生 川口覚 粕谷吉洋 千葉雅子 寺十吾 梶原善
大正~昭和にかけて活躍した文豪・江戸川乱歩の短編世界をモチーフとし、
8本の短編小説を、1本の演劇作品として再構成。
<本格推理もの>より『二銭銅貨』『二癈人』『D坂の殺人事件』
<怪奇・幻想もの>より『お勢登場』『押絵と旅する男』『木馬は廻る』『赤い部屋』『一人二役』
乱歩の世界に迷い込んだようで不思議で楽しかった。
8本の短編小説をモチーフにした作品で
それぞれの短編が時系列バラバラなのだけど
お勢さんを通して繋がっていくのがとても心地よかった。
小説全てにお勢さんが登場するのか?と思ったら『お勢登場』だけなのだと。
うまいこと繋げたな~♪
お目当の水田くんと川口さんの推理コンビは可愛くて↓↓↓
ずっとこっそり覗き見していたかった。
またどこかで共演してほしいな。
はいりさんと千葉さんには笑わされた!!大好きだ!!
華ちゃんは自前の可愛らしさと役柄のかっこよさが混ざってよい悪女っぷりだった。
華ちゃん演じるお勢さん以外はみんな何役もやるのだけど
時系列も変わってさぁ大変!なかんじなのにすんなり観られたのはさすがだなと。
他の乱歩の作品でも観てみたいなー♪
2/22にあった男性チームのポストトークだけメモってた…
倉持裕さん 水田航生さん 川口覚さん 寺十吾さん 梶原善さん
水田「千穐楽まで言わないでおこうと思ったけど、木馬を撫でているのはいいのか?」
倉持「回転木馬の振付けは水田くんだからいい!」
ということで、途中で回転木馬に乗るシーンがあるのだけど↓↓↓
そこでのみんなのダンスの振付けをしたそうな。
ちなみに、梶原さんがラッパを流れるように吹くやつの振り付けは寺十さんだそうな。
脇役は粕谷さん1人でおいしいなと。
でもさすがに難しいところは香盤表を見て考えたそうな。
おでん屋さんは2人いるし、途中誰もいないときもあるし…
稽古場が狭かったから、「ここは劇場で」ってことが多くてなかなか大変だった。
たしかに、きっかけが多くて大変そうだなと観てました。
ガタガタ音もちょっと気になった。
お勢さんは悪女か?という質問に対して・・・・・
川口「いい女。自分だったら騙される(×2)」
寺十「殺されるけど、余命いくばくもないところだったからよかったのかも」
梶原「かわいいかわいい。自分のお金じゃないお金で喜ばせていつもの空元気じゃなく
本当の笑顔が見られたし、趣味の合わない妻を殺してくれたし・・・」
水田「悪女悪女ってあんまり言わないであげて」
うーーん・・・・・・・・・・
男の人って・・・・・・・・・・・・・・
「お勢登場」本日大千秋楽!!!同じ楽屋の2人と!!ラスト!!!! pic.twitter.com/NMxUL4JJnu
— 水田航生_公式 (@MizutaKoushiki) 2017年3月5日
余談だけども。
トラムで水田くんてなると『マーキュリー・ファー』を思い出しちゃって泣きそうになる。
『お勢登場』の前に観た『どうか闇を、きみに』で
ちょっと『マーキュリー・ファー』を思い出しちゃったのでより涙がね。