ほぼ観劇記録。

情報収集癖とネタバレ御免。

観劇『俺節』

俺節赤坂ACTシアター 公式サイト 観劇日:6/17

【脚本·演出】福原充則
【出演】安田章大 シャーロット·ケイト·フォックス 福士誠治 六角精児
    高田聖子 桑原裕子 中村まこと 西岡德馬
    加瀬澤拓未 久保貫太郎 倉沢学 嶋村太一 高山のえみ 寺井義貴
    深澤千有紀 松本亮 三土幸敏 村上航
    進藤ひろし 今國雅彦 稲葉俊一 草彅智文 曽我部洋士 溝端育和
    熊谷学 森崎健吾 後東ようこ 藤田宏樹

     世の中をとっくり返しに来たんだべ
     気弱なコージの本気の唄は、あらゆる人間の魂に
     捧げる綺麗ごとではない応援歌となる

     演歌歌手を目指して青森から上京したコージ(安田章大)。
     抜群の歌唱力を持っているらしいが、気弱であがり症なばっかりに、いざ唄うとなると緊張してまともに唄えない。
     しかし、演歌に対する思いだけは、煮えたぎるように熱い。
     その熱に感化されたのか、お調子者のギター弾き・オキナワ(福士誠治)は、
     根城とするドヤ街・みれん横丁へとコージを連れて行く。

     そこでコージは偶然、ヤクザに追われているテレサ(シャーロット·ケイト·フォックス)と出会うことに。
     彼女は不法滞在中のストリッパー。コージの演歌は、彼女への思いが募るほどに加速する。
     やがて、飲み屋街で流しの演歌歌手として修行を始めたコージとオキナワは、
     コンビで演歌界デビューを果たそうと、アマチュアコンテストへの出場を繰り返す。
     そんな中、デビューの話が持ち上がるが、
     そこには「コージ一人で、ソロ歌手として」という条件があった……。


原作の漫画は読まずに観劇。
先行応募忘れたのと取れなかったのとでわたし自身では取れなかったのだけど
福士くん好きーの友だちのおかげで観劇できた。ありがたや。
東京前楽だったので、前情報一切なし!とはいかず、色々情報は入りつつも・・・
いい感想ばかりで逆に不安になるやつ・・・安田くんはほぼお初だしな~

って、観終わって



興奮してたんだね自分。

いやー驚いた。
安田くんの歌は、うまいとかへたとかじゃなくて、熱い!のだなと。
それが観ている側に響くのかな。もちろんそういう役どころだからなのだけど。
少しかすれてはいたけど、前楽であんなに歌い上げられるのはすごいな。
ラストの雨に打たれながら歌うシーンは圧巻。

そんな安田くんとコンビを組むオキナワ役の福士くんも最の高すぎて。
客席でよだれ出てたんじゃないかと今更心配に。
ちょっと軽くてダメなやつなのだけど、彼の中にも熱いものがあって
あー!!福士くんも歌ってー!!って何度思ったことか。
サラッと歌う歌声がよくて、もっと聴いていたかったな。
大御所演歌歌手を演じる西岡德馬さんとのやり取りもおもしろかった!
見得を切ったシーンはお2人ともかっこよかった。
黒字に白い星のTシャツ、裸足にサンダル、リーゼント。はぁシンプルで最高。
衣装さんありがとう。

他にも、六角精児さんは流しの歌手でギター片手に味のある歌声だし
中村まことさんのストリップ小屋の支配人はゲスくてゲスくて最低で最高だし
高田聖子さんのアイドル姿と日本語カタコトなストリッパーな姐さんがみられたし
2役目のまことさんと聖子さんの関係もキャハーってなったし、みんな愛おしい。
数役演じているみなさんもどれもいいキャラ。
背景に混ざることなく、それぞれがその場で生き生きとしていて力強かった。

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