ほぼ観劇記録。

情報収集癖とネタバレ御免。

観劇 イキウメ『獣の柱』

あああ7月入ってしまった・・・クロジにREEFER MADNESS観ました!間もなくアオアシにハン落にけむりの軍団始まる~♪ってことでいつものことながらおっそいおっそい観劇記録をば。5月はモリミュとモリミュとイキウメとモリミュとモリミュ。6月はイキウメと黒白珠。観劇少なっ。それなのに観劇記録しないってもう・・・

www.ikiume.jp

イキウメ『獣の柱』@シアタートラム 観劇日5/14(初日)・6/9(楽日)
【作・演出】前川知大
【出演】浜田信也・安井順平・盛隆二・森下創・大窪人衛
    村川絵梨・松岡依都美・薬丸翔・東野絢香市川しんぺー

   あらゆる都市に降り注いだ巨大な柱。
   柱は人々にあきれるほどの祝福を与え、静寂のうちに支配した。世界は大きく変わった_。

engekisengen.com


拾った小さな隕石。それは、見る者に幸福感をもたらすのだけど、自分では目を逸らすことができない。一人で見てしまうと幸福感のままに死んでしまう。そんな隕石が落ちた後に空から巨大な柱が降り注ぐ。その柱も隕石と同じように人々に幸福感を与えて支配する。一体それは何なのか・・・

初演を観ていたのだけど、あれ?こんなかんじだった?となって初演のDVDを引っぱり出して観てみた。前川さんのインタビューにもあるように、当時は震災を思わせるなーって感じたけど今回は全く別物のような・・・まー大改訂版ですからね~

ラストシーン、白いロングコートを着た新人類が、集まった人たち(客席)に語りかけるのだけど、初日は「あぁわたしたちは幸せを感じながら死んでいくんだなー」と【死】を感じたのだけど、楽日は「あぁこれから新しい世界が始まるのだなー」と【生】感じた。あれ?何だろうこの真逆の感じ方は・・・生と死。明るい(かはわからないが)ぼんやりと未来が見えたんだよなー

なぜ柱が降ってくるのか?ということについては、桜が言った「地球の反応」っていうのが妙にしっくりときた。人が都市に集まりすぎですよーって警告のような。それにしても幸福を感じさせながら死なすってなかなかだよな・・・新しい安楽死のような。

明るい光の中仲間が増えていくシーンが胸熱でちょっとなんだか泣きそうになった。今、柱が目の前に現れたら・・・さてどうしようか。

 


 次は、10/29~11/17『終わりのない』@世田谷パブリックシアター
【脚本・演出】 前川知大
【出演】山田裕貴安井順平・浜田信也・盛隆二・森下創・大窪人衛
    奈緒・清水葉月・村岡希美仲村トオル

チケット取れますように~