観劇『戯作者銘々伝』
昨日。こまつ座『戯作者銘々伝』観劇。おもしろかった!色々詳しければもっとおもしろかったのだろうな。江戸の戯作者たちの物語、と言いつつも現代と重なる部分も。有起哉さんの素敵さ可愛さを一気に堪能。ベテラン勢の中輝く玲央さん、声の通りっぷりはさすが。山路さんのフリーダム感も大好き。
— みず (@watermarron163) 2015年5月28日
5/27観劇 東憲司版『戯作者銘々伝』@紀伊國屋サザンシアター
http://www.komatsuza.co.jp/program/past/2015/index.html
原案 井上ひさし(「戯作者銘々伝」「京伝店の烟草入れ」)
作・演出 東憲司 音楽 宮川彬良
出演 北村有起哉 新妻聖子 玉置玲央 相島一之 阿南健治 山路和弘 西岡德馬
世間の動きにチクリと滑稽の針を突き立てて撓みがあればそれを正す、
歪みがあればそれを笑いのうちに直す、これが黄表紙(戯作)の生命ではないか。
― 井上ひさし
山形の遅筆堂文庫に向かった、そこには井上ひさし先生の資料と蔵書が眠っている。
あまりの数の多さに圧倒された。息が出来ないほどの重責がのしかった。
井上先生は江戸の戯作者の物語を書くためにどれだけの時間を費やして来たのであろう。
まさに執念である。命を削って書く・・・
その覚悟を教わったような気がする。
― 東憲司
江戸時代後期、黄表紙や洒落本が風俗を乱すと咎められ弾圧されながらも
『笑い』というものにすべてを賭け、筆を折らなかった江戸の戯作者たちの鬼気迫る生き方。
書くことに魅せられ、コトバと心中した男たちの数奇な運命を第47回紀伊國屋演劇賞個人賞、
第20回読売演劇大賞優秀演出家賞、第16回鶴屋南北戯曲賞の異才・劇団桟敷童子の東憲司が新作書下ろし。
戯作者・山東京伝に北村有起哉を迎え、多彩多芸多様と三拍子揃ったキャストでお届けする
今一番新しい江戸が平成に甦る。
東憲司版『戯作者銘々伝』がここに完成
本日兵庫にて大千穐楽!!お疲れさまでしたー!!!
わたしは1回しか観に行けなかったけども…
色々と情報入れて何回も観たくなる舞台でした。
役者さんみんな素晴らしくてバランスよくて~このままのキャストで再演やってほしい!